2006年11月24日

新聞社のサイトで日本語を知る

 日本語教師的なインターネットの活用法としては、ウェブ上の文字データを電子コーパスとして、ある特定の文字列(単語、熟語、表現など)がどのように使われているか、その用例、用法を観察することである。その観点からすると、新聞社の新聞記事データは書き言葉の電子データとして非情に利用価値のあるものである。
 朝日新聞、読売新聞、毎日新聞などメジャーな新聞はいずれも有料で記事検索サービスを提供しているが、無料で利用できるものは、限定的ながら次のサイトがある。■河北新報
「河北新報データベースお試し版」
2001年ののみの限定だが無料で使える。ただし、kwic表示(ターゲットの文字列を中心に配置し、その前後にどんな用語がつづくか見やすく表示させたもの)にはならないので、使用例を見る場合はその記事を開く必要がある。しかし、赤でハイライトされている点は見やすくて良い。
http://www.kahoku.co.jp/pub/kddemoj.htm

■佐賀新聞
少し前までは、試行期間としてだれでも利用できたのだが、現在は地域(?)限定になったのが、佐賀新聞のデータベースである。はクローズド化されたとはいえ、利用に必要なのは、佐賀新聞に発表されるIDとパスワードなので、地域密着のサービスとはいえ、その地域に限定したものではない。
http://www.saga-s.co.jp/KijiDB_Usage.html

 メジャーな新聞の有料検索サービスは私自身利用しているわけではないので、HPに書かれている情報から得られたものを簡単にまとめておく。
◆読売新聞のデータベースは525円/月で利用可能
 http://www.yomiuri.co.jp/bunshokan/
 1986年からの新聞記事が対象で、従量制ではないので、多く使う人には便利なようだ。

◆朝日新聞のデータベースはライトコースで525円で利用可能
ライトコースの場合は過去1年分に限定。しかも従量制なので、基本料金以外に検索表示で料金がかかる。20年分の場合は、月料金が3150円になる。これだけで比較すると、読売新聞のほうが割安かも(あくまでも推測)
http://www.asahi.com/information/db/index.html

さて、ちょっと視点を変えて、新聞で連載されている日本語に関するコラムについて。
◆読売新聞「新日本語の現場のウェブ版」
単行本でシリーズで出版されているが、2003.9.24-2004.25の分がアップされている。
http://www.yomiuri.co.jp/katsuji/news/nihongo/nihongo_main.htm

◆「ことばのこばこ」(YOMIURI ONLINE 関西発)
新聞に連載されているコラム毎月3〜4回
武庫川女子大学言語文化研究所の佐竹秀雄所長、梅花女子大学の米川明彦教授が執筆担当
http://osaka.yomiuri.co.jp/kotoba/

◆毎日新聞「ことばの路地裏」は著者のウェブサイトで閲覧可能
http://www001.upp.so-net.ne.jp/ketoba/kotobanorojiura6.htm
最新のパート(6)はこちらから(過去の記事もすべて閲覧できます。)

あとは、いわゆる時事用語辞典として活用できるもの。
◆毎日新聞(時事用語)
「ニュースな言葉」
 http://www.mainichi-msn.co.jp/yougo/

 ※教材用を考えるなら「毎日小学生新聞」の「ニュースのことば」がいい。
  http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/maishou/kotoba/

◆産經新聞(時事用語)
「NEWSな言葉」
 http://www.sankei.co.jp/special/kotoba/
posted by oyanagi at 21:45| Comment(0) | TrackBack(0) | Site・サイト・さいと
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